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車いす・付属品

車いすの種類

自走式

画像:自走式写真

ご本人が操作して
駆動させるタイプ

介助式

画像:介助式写真

介助者が押して
駆動させるタイプ

リクライニング式
(ティルト式)

画像:リクライニング式(ティルト式)写真

リクライニング等の
機能がついた車いす

電動機能付き

  • 画像:電動機能付き写真(電動アシスト機能つき)

    電動アシスト機能で軽い力で駆動させることができるタイプ

  • 画像:電動機能付き写真(ジョイスティック操作タイプ)

    ジョイスティックを操作して駆動するタイプ
    介助者操作盤付きもあります。

  • 画像:電動機能付き写真(ハンドル操作タイプ)

    ハンドル操作で駆動するタイプ
    歩行者扱いとなります。

選定のポイント

ご利用者と介護者の身体状況と精神状況(思い)を踏まえ、車いすを使う場所・目的に合わせて選びましょう。目的により肘跳ね上げや脚部スウィングアウト等の機能も考慮しましょう。電動タイプを、だだ「危ない」という理由や、身体機能の低下という偏った理由だけで排除しないで下さい。本当に行きたいところ(空間)を諦めずに、是非ともご利用者にお使いいただきたいと思う福祉用具です。
※ ただし事故ならびに道路交通法等の遵守など、充分にお気を付け下さい。

お客さまの声(F県在住KH様)

私達が電動車いすに乗ることを反対する方が多いです。それに頼りすぎて体が弱るからだそうです。でも元気な人だって車や自転車、電車等便利な乗り物を利用しますよね?それと同じく考えたら駄目なのかなぁ・・・といつも思っていました。
要は、使い方次第ですよね。(後略)

車いすシーティングについて

シーティングとは?

ご利用者の身体サイズ、身体機能、使用方法・環境など各種条件を考え、気持ちの良い座りをお約束することをいいます。規格の車いすではすべての条件を満たすことは難しいため、優先順位を決め、クッション等の導入を検討することも必要です。単なる移動用具という概念から脱却し、ご利用者の活動性とQOL向上のためのシーティングを行いましょう。

※明確な目的の無い利用により、身体が車いすに合ってしまっているというおかしな現状にご注意下さい。

選定のポイント

  • 不良な座位姿勢がもたらす悪影響の除去
    固定化された姿勢の崩れ、身体各部の可動域の低下、循環器系の機能低下、摂食・嚥下機能低下、床ずれ、浮腫、心理面の低下、介護量の増加 等
  • 座位状態での時間調整と色々な場面での創意工夫
    (見る、聞く、感じる)
    自動除圧→他動除圧→安楽(休息)→姿勢と重力の開放(お好きな所へ)・・・の繰り返し
  • 身体をサポートする支持底面※右図への配慮
    座面(たわみ等)、背もたれ部、 アームレスト、フットレスト、 座面と背面用クッション、各種介護プラン、各種リハプランなどに準じた各種付属品も重要